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One Plus One

 《 STORY 》
ローリングストーンズのレコーディング風景と当時の若者の生き様をクロスさせた実験的映像
鑑賞日:2022年1月2日
映画館:新宿

one plus one

1968年公開のゴダールの作品。ストーンズのレコーディング風景のドキュメントと他の映像が混じります。

ストーンズのレコーディング風景が見られたことは非常に興味深かったけど、映画全体が何を表現したいのか私にはわかりませんでした。

「ジャン=リュック・ゴダール」と「ローリングストーンズ」が並列に記載されていますが、ストーンズは半分も出ていない。その他の映像に、革命家やヒトラー支持者、ギャングなどなど、音楽とは無関係の映像が三つ編み、四つ編みとなり絡まって、一つの作品になっています。

若者の有り余ったエネルギーの爆発を表現したかったのならストーンズは名前を出され利用されたとしか思えない。そんな感想を持ってしまいました。

one plus oneストーンズは『悪魔を憐れむ歌』をレコーディング中で、創意工夫を経て曲が出来上がる様は実に面白かった! でも他の映像が入りブチブチ切られ、ちょっと不愉快にさえなる作り方でした。おそらく多くのストーンズファンが同じような感想を持っていると思いますが、ゴダールのファンには楽しい作品なのかもしれませんね。

右の写真は映画のパンフレット。レコードのような見た目が実に楽しい。

本作は2021年に亡くなったチャーリー・ワッツの追悼特別ロードショーでした。


THE ROLLING STONES AT THE MAX

 《 STORY 》
1990年のローリングストーンズ、スティール ホイールズ ツアー、アーバン ジャングルの映像。
鑑賞日:1997年?
映画館:アイマックスシアター

今はちょっと大きな映画館には普通にIMAXはありますが、当時は特別な場所にしかありませんでした。私が行ったのは新宿にあったアイマックスシアターで、現在の高島屋があるあたりにあったと思います。映画館とは思えない勾配の座席と大きなスクリーンだったことは覚えていますが細かなことは覚えていません。

2025年、また鑑賞する機会がありました。 ↓ ラッキー!


THE ROLLING STONES AT THE MAX

 《 2回目の鑑賞 》
鑑賞日:2025年12月10日
映画館:TOHOシネマズ日比谷

1989年〜1990年のローリングストーンズ、スティール ホイールズ ツアー! ああ、懐かしい! 私が初めて見たストーンズ。NYまで見に行き、日本初来日も見た、あの興奮の日々が蘇りました!

AT THE MAX

みんな若くてエネルギッシュ。ミックもノリノリでした。チャーリーもビルもいて嬉しいです。

当時のいろいろなことが思い出され涙が出そうになりました。「honky tonk women」の時に現れるルビーちゃんとアンジーちゃん。(空気で膨らませる巨大な人形)曲が終わって高速で空気が抜かれる姿が面白くて、よく友達のMちゃんと笑いました。

ヒット曲が多すぎて選択に苦労するようですが、このツアーには「2000光年のかなたに」が入っていて、シビレます。

ミックはあまり着替えをしてないように見えました。まだこの頃はジェリーが彼女でローレンではなかったからあまり衣装に力が入ってないのかな?

「Brown Suger」のイントロが始まると、あ〜、もう終わっちゃう〜と寂しい気持ちになったことも思い出しました。

本作はスティール ホイールズ ツアーですがアーバン ジャングルなので、狼のような野犬のような空気を入れて膨らませる巨大人形を私はリアルに見ていません。映画ではこの犬にミックが食べられていました。

本作とは関係ありませんが、東京公演の時のメンバー紹介で拍手が鳴り止まないことも思い出しました。ボビー・キーズに長い拍手が続き、本人もメンバーも驚いていた様子。メンバーの拍手も長く続き、特にキースへの拍手は東京ドームの屋根が割れるのではないかと思うくらい大きく長かったことも思い出しました。

本作はデジタル・メディア・リマスター版ということで、二日間限定上映です。平日にも関わらず、たくさんの方が鑑賞されていました。


THE ROLLING STONES SWEET SUMMER SUN Hyde Park Live

 《 STORY 》
THE ROLLING STONESのツアー最終日、ハイドパークでのLive映像。
鑑賞日:2013年10月30日
映画館:角川シネマ新宿

sweetのフライヤーバンド結成50周年を迎えた THE ROLLING STONESのツアー最終日のLive映像。場所は何と! ストーンズファンなら誰もが涙する(!?)ロンドンのHyde Parkなのであります!

ライブ映像の合間にメンバーの声が入ります。やはりメンバーにとってもハイドパークは特別な想いがあるようです。ミックが当時着た衣装によく似た衣装を着たり、観客に「'69年に来てた人いる?」なんて聞いたり、極めつけはミック・テイラーがゲストだったり。もしかしたらビルにも声かけてたんじゃないかなって邪推さえしてしまいます。

今回のHyde Parkもそうだけど、来日時にわざわざ日本武道館でコンサートを開くなど、ストーンズって意外と義理堅いところがあるよね。