アナと雪の女王
FROZEN
仲良し姉妹のアナとエルサ。姉のエルサは触れる物を氷に変えてしまう能力を持ち、誤って妹を傷つけてしまったことから心を閉ざしてしまう。時間が解決することもなく、そのまま成長した二人。姉妹喧嘩の時に隠していた能力が広く知れ渡ることとなり、人々の軽蔑の目を避けるためにエルサは1人雪山へ向かう。離ればなれになった姉妹。妹のアナは和解のため、雪の城へと向かう。
鑑賞日:2014年 4月12日 |
映画館:ー |
ディズニー アニメ ミュージカル。吹き替え声優もうまいなと思いました。絵も綺麗でした。
本作は王子様のキスですべてが解決していた過去のディズニーアニメと違います。王子様(配偶者)に幸せにしてもらうという依存心が薄れつつある時代背景のためでしょう。ヒロインの顔も時代の好みが現れています。
最近のディズニーアニメのヒロインは可愛らしさに重点がおかれているようで、目が顔の半分近くを占める大きさです。シンデレラやオーロラ姫はクラシカルな美しさで女優のような顔をしていましたが、アナやアリエル、ラプンツェルなどはかわいらしいアイドルの顔。クラシカルな女優というより、元気のいい最近のハリウッド女優のような雰囲気です。
ストーリー展開やヒロインの顔など、ディズニーアニメの変化を見たような気がします。ジョン・ラセター指揮の下、ピクサーだけでなくディズニーアニメにも目が離せません。
アラジン
Aladdin
王女ジャスミンは宮殿をこっそり抜け出し、街中でコソ泥のアラジンと出会い、意気投合する。
アラジンは王の家臣ジャファーに洞窟の中からランプを持ち出すよう言われ、相棒の猿アブーと一緒に洞窟に入る。そのランプは願い事を3つ叶えてくれるジーニーが宿る魔法のランプだった。ランプを手にした直後、洞窟は崩れるが、辛くもアラジンは脱出する。宮殿では王女ジャスミンの婿探しに王は躍起になっていた。王に変わって権力者の座に座りたいジャファーは自分こそ花婿に相応しいと主張する。ランプを手に入れジーニーを使い暴走するジャファーにアラジンは向かっていく。
鑑賞日:1993年 |
映画館: |
ディズニー アニメ ミュージカル。ジーニー役の声優山寺宏一さんが素晴らしいです。ジーニーの芸達者ぶりは美しいジャスミンよりも印象に残ります。
鑑賞当時から、生きるためには窃盗も厭わないアラジンの姿勢にどうしても疑問を抱いてしまう頭の硬い私。しかし、本作には王女のフィアンセになることを特に問題としない度量の大きさがありました。(貧しくても幸せを見出せると言いたいのでしょうね)
空飛ぶ魔法の絨毯の描写はとても楽しく、子供の頃に空を飛ぶ夢を見たことを思い出しました。ジャスミンとアラジンが愛を確かめ合うシーン。重なる歌も素敵でした。
それにしても、ご主人のためになんでも願いを叶えてくれる姿に『ドラえもん』や『ハクション大魔王』を思い出す私はつくづく日本人だなぁと思います。